「ユーバスカード」の版間の差分
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ページの作成:「Category:静岡県 Category:日本の交通系ICカード Category:運用終了した交通系ICカード ==概要== ===名称=== *ユーバスカード(ゆーばすかーど) **豊田町営バスとして運行されていたコミュニティバス「ユーバス」から。 **ユーバスの名称は、「あなた(YOU)の、楽しく遊び利用する優れたバス」という意味で、さらに「ふれあい」という意味で「友…」 |
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**豊田町営バスとして運行されていたコミュニティバス「ユーバス」から。 | **豊田町営バスとして運行されていたコミュニティバス「ユーバス」から。 | ||
**ユーバスの名称は、「あなた(YOU)の、楽しく遊び利用する優れたバス」という意味で、さらに「ふれあい」という意味で「友」も掛け合わせているとのこと。 | **ユーバスの名称は、「あなた(YOU)の、楽しく遊び利用する優れたバス」という意味で、さらに「ふれあい」という意味で「友」も掛け合わせているとのこと。 | ||
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File: | File:Yuhbus 1a komapin.jpg|ユーバスカード(金額表記なし)(表)(画像提供:はぐれこまぴん) | ||
File: | File:Yuhbus 1b komapin.jpg|ユーバスカード(金額表記なし)(裏)(画像提供:はぐれこまぴん) | ||
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File: | File:Yuhbus 2b iwatacity.jpg|ユーバスカード(金額表記あり)(表)(画像提供:磐田市役所) | ||
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*購入は車内または豊田町役場で、1,000円11回分として購入できた。 | *購入は車内または豊田町役場で、1,000円11回分として購入できた。 | ||
*発行は豊田町だが、協賛として日本エム・アイ・シー株式会社(後のトランスデジタル株式会社、経営破綻)、クラリオン株式会社(現・フォルシアクラリオンエレクトロニクス株式会社)、東芝アドバンストシステム株式会社(現・東芝ITサービス株式会社)の3社が参加していた。 | *発行は豊田町だが、協賛として日本エム・アイ・シー株式会社(後のトランスデジタル株式会社、経営破綻)、クラリオン株式会社(現・フォルシアクラリオンエレクトロニクス株式会社)、東芝アドバンストシステム株式会社(現・東芝ITサービス株式会社)の3社が参加していた。 | ||
*ユーバスカードのチャージ方法が記載された資料は見つかっていないが、残額が無くなったカードは回収され、町役場でチャージされ、再度販売されていたとのことである。カード右下に販売額や利用額が記載されたシールが貼られているものもある。 | |||
*「運賃自動徴収器」と呼ばれた車内リーダ端末は、クラリオン製系統設定器RCA-220を改造して運用されているとみられており、端末下に設置してあるスロットにカードを差し込んで読み取る。 | |||
**運転席後方には、別途「カード残高確認器」が設置されており、こちらはタッチ式であった。 | |||
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File:Yuhbus reader tae01777 01.jpg|運賃自動徴収器(画像提供:@tae01777) | |||
File:Yuhbus reader tae01777 02.jpg|カード残高確認器(画像提供:@tae01777) | |||
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*2005年に磐田市へ合併した後も運行は続けられたが、2015年3月31日にユーバスを含めた磐田市バスの再編が行われ、デマンド型乗合タクシー「お助け号」の一部路線として存続されている。 | *2005年に磐田市へ合併した後も運行は続けられたが、2015年3月31日にユーバスを含めた磐田市バスの再編が行われ、デマンド型乗合タクシー「お助け号」の一部路線として存続されている。 | ||
* | *当時の豊田町ウェブサイトとバスについての記載ページは、[https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/260544/www.town.toyoda.shizuoka.jp/life/youbus/info.html 国立国会図書館Web Archiving Project]で閲覧可能である。 | ||
===ウワサや所感=== | ===ウワサや所感=== | ||
*日本初の交通系ICカードと言われている。 | *日本初の交通系ICカードと言われている。 | ||
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==謝辞== | ==謝辞== | ||
* | *画像提供:はぐれこまぴん | ||
* | *取材協力,資料提供:磐田市自治市民部自治デザイン課交通政策グループ | ||
* | *画像提供,情報提供:鉄みっち,@tae01777 |
2024年9月24日 (火) 19:21時点における最新版
概要
名称
- ユーバスカード(ゆーばすかーど)
- 豊田町営バスとして運行されていたコミュニティバス「ユーバス」から。
- ユーバスの名称は、「あなた(YOU)の、楽しく遊び利用する優れたバス」という意味で、さらに「ふれあい」という意味で「友」も掛け合わせているとのこと。
-
ユーバスカード(金額表記なし)(表)(画像提供:はぐれこまぴん)
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ユーバスカード(金額表記なし)(裏)(画像提供:はぐれこまぴん)
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ユーバスカード(金額表記あり)(表)(画像提供:磐田市役所)
発行事業者
- 豊田町役場
- 静岡県磐田郡(現・磐田市)
沿革
- 1997年10月1日供用開始
- 2006年7月17日廃止
利用可能エリア
- 豊田町営バス豊田西回り線(ゆや号)
- 豊田町営バス豊田東回り線(ニッセ号)
利用可能機能・付加機能カード種類
この項目はまだ記載されていません。
規格
- MIFARE Classic (MF1S50)
カード番号記号
この項目はまだ記載されていません。
情報
- 券面に描かれているバスは、当時ユーバスとして運行されていた車両である。
- 購入は車内または豊田町役場で、1,000円11回分として購入できた。
- 発行は豊田町だが、協賛として日本エム・アイ・シー株式会社(後のトランスデジタル株式会社、経営破綻)、クラリオン株式会社(現・フォルシアクラリオンエレクトロニクス株式会社)、東芝アドバンストシステム株式会社(現・東芝ITサービス株式会社)の3社が参加していた。
- ユーバスカードのチャージ方法が記載された資料は見つかっていないが、残額が無くなったカードは回収され、町役場でチャージされ、再度販売されていたとのことである。カード右下に販売額や利用額が記載されたシールが貼られているものもある。
- 「運賃自動徴収器」と呼ばれた車内リーダ端末は、クラリオン製系統設定器RCA-220を改造して運用されているとみられており、端末下に設置してあるスロットにカードを差し込んで読み取る。
- 運転席後方には、別途「カード残高確認器」が設置されており、こちらはタッチ式であった。
-
運賃自動徴収器(画像提供:@tae01777)
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カード残高確認器(画像提供:@tae01777)
- 2005年に磐田市へ合併した後も運行は続けられたが、2015年3月31日にユーバスを含めた磐田市バスの再編が行われ、デマンド型乗合タクシー「お助け号」の一部路線として存続されている。
- 当時の豊田町ウェブサイトとバスについての記載ページは、国立国会図書館Web Archiving Projectで閲覧可能である。
ウワサや所感
- 日本初の交通系ICカードと言われている。
カードバリエーション
この項目はまだ記載されていません。
謝辞
- 画像提供:はぐれこまぴん
- 取材協力,資料提供:磐田市自治市民部自治デザイン課交通政策グループ
- 画像提供,情報提供:鉄みっち,@tae01777