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[[Category:福岡県]]
[[Category:香川県]]
[[Category:日本の交通系ICカード]]


==概要==
==概要==
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*IruCa(いるか)
*IruCa(いるか)
**同社のマスコットキャラクター「<u>イルカ</u>のことちゃん」と「IC<u>カード</u>」から由来
**同社のマスコットキャラクター「<u>イルカ</u>のことちゃん」と「IC<u>カード</u>」から由来
**登録商標(高松琴平電気鉄道株式会社)


販売事業者違い
販売事業者違い


*サイクルIruCa (さいくるいるか)
*サイクルIruCa (さいくるいるか)
**「サイクルIruCa」は、高松市が運営するレンタルサイクル事業の一環で2011年4月1日から販売され、カード名称はレンタルサイクルに由来する。
*Sma IruCa-do (すまいるかーど)
*Sma IruCa-do (すまいるかーど)
**「Sma IruCa-Do」は、大川自動車株式会社(通称・大川バス)が2014年4月から販売するカードで、カード名称の由来は触れられていない。券面デザインはバスの外装に似せているようである。
*OLIVE IruCa (おりーぶいるか)
*OLIVE IruCa (おりーぶいるか)
**「OLIVE IruCa」は、小豆島オリーブバス株式会社が2011年1月11日から販売するカードで、小豆島の特産品であるオリーブや、販売事業者である小豆島オリーブバスの社名に由来する。


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===発行事業者===
===発行事業者===


*高松琴平電気鉄道
*高松琴平電気鉄道株式会社
**http://www.kotoden.co.jp/
**http://www.kotoden.co.jp/
*高松市 (サイクルIruCa)
*高松市 (サイクルIruCa)
**販売事業者
**販売事業者
*大川バス (Ima IruCa-do)
*大川自動車株式会社(Ima IruCa-do)
**販売事業者
**販売事業者
*小豆島オリーブバス (OLIVE IruCa)
*小豆島オリーブバス株式会社(OLIVE IruCa)
**販売事業者
**販売事業者


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===沿革===
===沿革===


*供用開始
*2005年2月2日供用開始




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*ことでん全線
*ことでん全線
*ことでんバス 、MACHI-BUS(まちバス、高松市丸亀町商店街からの受託運行)、小豆島オリーブバス、大川バス
*ことでんバス 、MACHI-BUS(まちバス、高松市丸亀町商店街からの受託運行)
*高松市コミュニティバス
*高松市乗合タクシー
*小豆島オリーブバス
*大川自動車株式会社(大川バス)
*徳島西部交通の高松駅~塩江~穴吹駅線全区間(2012/4廃止)
*徳島西部交通の高松駅~塩江~穴吹駅線全区間(2012/4廃止)
*内海フェリー(草壁港~高松港)
*内海フェリー(草壁港~高松港)
*小豆島国際フェリー(池田港~高松港)
*小豆島国際フェリー(池田港~高松港)
*四国フェリー(土庄港~高松港)
*四国フェリー(土庄港~高松港)
{{Template:全国交通系ICカード片方向利用}}(ことでん、ことでんバス、小豆島オリーブバスのみ)


{{Template:全国交通系ICカード片方向}}


===利用可能機能・付加機能カード種類===
===利用可能機能・付加機能カード種類===


*フリーIruCa(青色、無記名式の持参人有効)
*資格や機能に応じてカードデザインにバリエーションがある。
**「オリーブIruCa」(小豆島オリーブバス)や「Sma IruCa-Do」(大川バス)、「サイクルIruCa」(高松市レンタサイクル事業)も機能はフリーIruCaに準ずる。※デザイン違い扱い
**フリーIruCa(青色、無記名式の持参人有効)
*スクールIruCa(黄色、学割。)
***「オリーブIruCa」(小豆島オリーブバス)や「Sma IruCa-Do」(大川バス)、「サイクルIruCa」(高松市レンタサイクル事業)も機能はフリーIruCaに準ずる(販売事業者扱い)。
*シニアIruCa(紫色、カード発行時に満65歳以上だった人が利用)
**スクールIruCa(黄色、学割。)
*キッズIruCa(赤色、小学生。回数割引はない。)
**シニアIruCa(紫色、カード発行時に満65歳以上だった人が利用)
*グリーンIruCa(緑色、身体障害者。常に半額で、回数割引はない。)
**キッズIruCa(赤色、小学生。回数割引はない。)
*114SalutCa(IruCa付)(百十四銀行が発行するキャッシュカード・クレジットカード・カードローン・IruCa機能一体型カードで、記名式フリーIruCaと同じ取扱)
**グリーンIruCa(緑色、身体障害者。常に半額で、回数割引はない。)
*IruCa職務乗車証(タイル目に黒と茶色、従事者カード)
**114SalutCa(IruCa付)(百十四銀行が発行するキャッシュカード・クレジットカード・カードローン・IruCa機能一体型カードで、記名式フリーIruCaと同じ取扱い)
**IruCa職務乗車証(タイル目に黒と茶色、従事者カード)
**http://www.kotoden.co.jp/publichtm/iruca/buy/index.html
**http://www.kotoden.co.jp/publichtm/iruca/buy/index.html


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===カード番号記号===
===カード番号記号===


*'''KD'''(<u>K</u>oto<u>d</u>en)
*'''KD'''(<u>K</u>oto<u>d</u>enから?)




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*大川バスが販売している「Sma IruCa-Do」は、限定2,000枚販売であったが、再版したのか2020年現在まだ販売している。高松市長尾(ことでん長尾駅前)にある大川バス本社の窓口で購入できた。記念デザインカード扱いになっている。
*大川バスが販売している「Sma IruCa-Do」は、限定2,000枚販売であったが、再版したのか2020年現在まだ販売している。高松市長尾(ことでん長尾駅前)にある大川バス本社の窓口で購入できた。記念デザインカード扱いになっている。
*小豆島オリーブバスが販売している「OLIVE IruCa」は、小豆島土庄港(とのしょうこう)にあるART no SHOW TERMINAL内の小豆島オリーブバス窓口で購入できた。記念デザインカード扱いになっている。
*小豆島オリーブバスが販売している「OLIVE IruCa」は、小豆島土庄港(とのしょうこう)にあるART no SHOW TERMINAL内の小豆島オリーブバス窓口で購入できた。記念デザインカード扱いになっている。
*イベントやキャンペーンで割引価格でICカードを購入できたり、買い物利用時のポイントアップがあったりと、行政と地域で公共交通基管理用促進のバックアップを行っている。




===ウワサや所感===


===ウワサや所感===
*地方鉄道のICカードであるにも関わらず、比較的限定デザインを多数発行しており、発売10周年記念デザインカードのように発行枚数999枚を8分で完売することがある。しかし、50万枚突破記念IruCaのように売れ残ることもある。
*ことちゃんがうどんを食べている表記を多く見かけるが、香川県の企業であることに加えて、ことでんが民事再生を受けた時のスポンサーに加ト吉(現・テーブルマーク)がいたことも関係していると思われる。
*ことちゃんがうどんを食べている表記を多く見かけるが、香川県の企業であることに加えて、ことでんが民事再生を受けた時のスポンサーに加ト吉(現・テーブルマーク)がいたことも関係していると思われる。
*現行の高松築港駅は仮駅舎という扱いであったが、民事再生を受けたことにより、高松駅前南側に高松築港駅を移設する計画が無くなり、仮駅舎のまま現在に至る。
*交通系ICカード全国相互利用サービスのICカードがことでんで使用できるようになったとき、ことちゃんが各ICカードのマスコットキャラクターに扮するポスター「イルカじゃなくてものれますよ!」が制作された。なかなか強引な変装で話題となった。ことでんは広報活動に対してなかなかトリッキーな発想を持っており、仏生山温泉コラボレーションポスターでは制服を着た社員が温泉に浸かっているポスター、方言による乗車マナーポスター「さぬき弁のマナー講座」など、話題になるポスター作りをしがちである。
*Twitterの公式アカウント(ことちゃん)はフレンドリーなアカウントであり、電車に乗ったことやグッズを購入したこと、グッズと旅行したことなどをツイートするとリアクションやフォローを返すことがある。




===カードバリエーション===
===カードバリエーション===
{{Template:未構成}}
 
*高松観光IruCa(2016年~現在)
**第1世代「G7情報通信大臣会議」
**第2世代「とでんでいいとこいいこと」
**第3世代「高松空港」
***切り欠き有り
***切り欠き無し
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File:Iruca-sp 21a.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・日本語版(第3世代「高松空港」)(表)
File:Iruca-sp 21b.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・日本語版(第3世代「高松空港」)(裏)
File:Iruca-sp 22a.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・英語版(第3世代「高松空港」)(表)
File:Iruca-sp 22b.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・英語版(第3世代「高松空港」)(裏)
File:Iruca-sp 23a.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・中国語版(第3世代「高松空港」)(表)
File:Iruca-sp 23b.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・中国語版(第3世代「高松空港」)(裏)
File:Iruca-sp 24a.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・台湾版(第3世代「高松空港」)(表)
File:Iruca-sp 24b.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・台湾版(第3世代「高松空港」)(裏)
File:Iruca-sp 25a.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・韓国語版(第3世代「高松空港」)(表)
File:Iruca-sp 25b.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・韓国語版(第3世代「高松空港」)(裏)
File:Iruca-sp 26a.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・フランス語版(第3世代「高松空港」)(表)
File:Iruca-sp 26b.jpg|高松観光IruCa・切り欠き無し・フランス語版(第3世代「高松空港」)(裏)
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*発行20周年記念デザイン(2025年3月)
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File:Iruca-sp 27a.jpg|発行20周年記念デザイン(表)
File:Iruca-sp 27b.jpg|発行20周年記念デザイン(裏)
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2025年4月14日 (月) 22:55時点における最新版


概要

名称

  • IruCa(いるか)
    • 同社のマスコットキャラクター「イルカのことちゃん」と「ICカード」から由来
    • 登録商標(高松琴平電気鉄道株式会社)

販売事業者違い

  • サイクルIruCa (さいくるいるか)
    • 「サイクルIruCa」は、高松市が運営するレンタルサイクル事業の一環で2011年4月1日から販売され、カード名称はレンタルサイクルに由来する。
  • Sma IruCa-do (すまいるかーど)
    • 「Sma IruCa-Do」は、大川自動車株式会社(通称・大川バス)が2014年4月から販売するカードで、カード名称の由来は触れられていない。券面デザインはバスの外装に似せているようである。
  • OLIVE IruCa (おりーぶいるか)
    • 「OLIVE IruCa」は、小豆島オリーブバス株式会社が2011年1月11日から販売するカードで、小豆島の特産品であるオリーブや、販売事業者である小豆島オリーブバスの社名に由来する。


発行事業者

  • 高松琴平電気鉄道株式会社
  • 高松市 (サイクルIruCa)
    • 販売事業者
  • 大川自動車株式会社(Ima IruCa-do)
    • 販売事業者
  • 小豆島オリーブバス株式会社(OLIVE IruCa)
    • 販売事業者


沿革

  • 2005年2月2日供用開始


利用可能エリア

  • ことでん全線
  • ことでんバス 、MACHI-BUS(まちバス、高松市丸亀町商店街からの受託運行)
  • 高松市コミュニティバス
  • 高松市乗合タクシー
  • 小豆島オリーブバス
  • 大川自動車株式会社(大川バス)
  • 徳島西部交通の高松駅~塩江~穴吹駅線全区間(2012/4廃止)
  • 内海フェリー(草壁港~高松港)
  • 小豆島国際フェリー(池田港~高松港)
  • 四国フェリー(土庄港~高松港)

全国交通系ICカード相互利用サービスのカードを、IruCaエリアで利用可能(片方向利用)(ことでん、ことでんバス、小豆島オリーブバスのみ)


利用可能機能・付加機能カード種類

  • 資格や機能に応じてカードデザインにバリエーションがある。
    • フリーIruCa(青色、無記名式の持参人有効)
      • 「オリーブIruCa」(小豆島オリーブバス)や「Sma IruCa-Do」(大川バス)、「サイクルIruCa」(高松市レンタサイクル事業)も機能はフリーIruCaに準ずる(販売事業者扱い)。
    • スクールIruCa(黄色、学割。)
    • シニアIruCa(紫色、カード発行時に満65歳以上だった人が利用)
    • キッズIruCa(赤色、小学生。回数割引はない。)
    • グリーンIruCa(緑色、身体障害者。常に半額で、回数割引はない。)
    • 114SalutCa(IruCa付)(百十四銀行が発行するキャッシュカード・クレジットカード・カードローン・IruCa機能一体型カードで、記名式フリーIruCaと同じ取扱い)
    • IruCa職務乗車証(タイル目に黒と茶色、従事者カード)
    • http://www.kotoden.co.jp/publichtm/iruca/buy/index.html


規格

  • FeliCa/サイバネ規格準拠?


カード番号記号

  • KDKotodenから?)


情報

  • カードのキャラクターは、ことでん(高松琴平電気鉄道)のマスコットキャラクターである「ことちゃん」。妻は「ことみちゃん」で、2011年11月18日に金刀比羅宮で挙式している
    • そもそもことちゃんがマスコットキャラクターになった経緯は、民事再生時に「ことでんは、要るか、要らないか」と話し合ったことによる。
  • 高松市のレンタルサイクル事業が販売している「サイクルIruca」は、高松駅前や河原町のレンタルサイクル窓口で購入できた。
  • 大川バスが販売している「Sma IruCa-Do」は、限定2,000枚販売であったが、再版したのか2020年現在まだ販売している。高松市長尾(ことでん長尾駅前)にある大川バス本社の窓口で購入できた。記念デザインカード扱いになっている。
  • 小豆島オリーブバスが販売している「OLIVE IruCa」は、小豆島土庄港(とのしょうこう)にあるART no SHOW TERMINAL内の小豆島オリーブバス窓口で購入できた。記念デザインカード扱いになっている。
  • イベントやキャンペーンで割引価格でICカードを購入できたり、買い物利用時のポイントアップがあったりと、行政と地域で公共交通基管理用促進のバックアップを行っている。


ウワサや所感

  • 地方鉄道のICカードであるにも関わらず、比較的限定デザインを多数発行しており、発売10周年記念デザインカードのように発行枚数999枚を8分で完売することがある。しかし、50万枚突破記念IruCaのように売れ残ることもある。
  • ことちゃんがうどんを食べている表記を多く見かけるが、香川県の企業であることに加えて、ことでんが民事再生を受けた時のスポンサーに加ト吉(現・テーブルマーク)がいたことも関係していると思われる。
  • 現行の高松築港駅は仮駅舎という扱いであったが、民事再生を受けたことにより、高松駅前南側に高松築港駅を移設する計画が無くなり、仮駅舎のまま現在に至る。
  • 交通系ICカード全国相互利用サービスのICカードがことでんで使用できるようになったとき、ことちゃんが各ICカードのマスコットキャラクターに扮するポスター「イルカじゃなくてものれますよ!」が制作された。なかなか強引な変装で話題となった。ことでんは広報活動に対してなかなかトリッキーな発想を持っており、仏生山温泉コラボレーションポスターでは制服を着た社員が温泉に浸かっているポスター、方言による乗車マナーポスター「さぬき弁のマナー講座」など、話題になるポスター作りをしがちである。
  • Twitterの公式アカウント(ことちゃん)はフレンドリーなアカウントであり、電車に乗ったことやグッズを購入したこと、グッズと旅行したことなどをツイートするとリアクションやフォローを返すことがある。


カードバリエーション

  • 高松観光IruCa(2016年~現在)
    • 第1世代「G7情報通信大臣会議」
    • 第2世代「とでんでいいとこいいこと」
    • 第3世代「高松空港」
      • 切り欠き有り
      • 切り欠き無し
  • 発行20周年記念デザイン(2025年3月)