「熊本地域振興ICカード」の版間の差分

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**代わりにクレジットカードによるタッチ決済の導入を行う。機器更新や相互利用の手数料、全国交通系ICカード相互利用サービスの利用率を勘案した結果とのことである。
**代わりにクレジットカードによるタッチ決済の導入を行う。機器更新や相互利用の手数料、全国交通系ICカード相互利用サービスの利用率を勘案した結果とのことである。
**追うように28日に熊本市電も同様に2026年の4月から全国交通系ICカードを廃止することを発表したが、その後国の補助金が更新費用にも適用される見込みとなると、突然当面の継続を発表した。
**追うように28日に熊本市電も同様に2026年の4月から全国交通系ICカードを廃止することを発表したが、その後国の補助金が更新費用にも適用される見込みとなると、突然当面の継続を発表した。
 
*物販端末で決済を行うと、端末から「く~まモン」と音声が流れる。





2025年4月17日 (木) 19:00時点における版


概要

名称

  • 熊本地域振興ICカード(くまもとちいきしんこうあいしーかーど)
    • (名称由来不明)
    • 愛称は「くまモンのIC CARD」(くまもんのあいしーかーど)


発行事業者

  • 株式会社肥後銀行
    • 2024年7月1日に肥銀カード株式会社から事業譲渡
    • 2024年6月30日までは肥銀カード株式会社(カード発行・管理)、肥銀コンピュータサービス(システム運営)
    • http://www.kumamotoiccard.jp/


沿革

  • 2015年4月1日供用開始
  • 2020年3月デザイン変更
  • 2024年12月デザイン変更


利用可能エリア

  • 九州産交バス
  • 産交バス
  • 熊本電気鉄道
  • 熊本バス
  • 熊本都市バス
  • 熊本市交通局熊本市電(でんでんnimocaエリア)(2015年8月導入)
    • でんでんnimocaエリアで熊本地域振興ICカードを利用可能(片方向利用、nimocaエリアでは利用不可)

全国交通系ICカード相互利用サービスのカードを、熊本地域振興ICカードエリアで利用可能(片方向利用)

利用可能機能・付加機能カード種類

  • 電子マネー
    • 2023年12月5日から熊本県内のローソンで利用可能


規格

  • FeliCa


カード番号記号

  • KM(おそらくくまモン又はくまもとから)

情報

  • バス事業者5社と熊本市電が導入していた磁気式プリペイドカード「TO熊カード」の後継として導入された。
  • 熊本市交通局(熊本市電)は「でんでんnimoca」(nimoca)を導入したが、導入・維持コストが安いことと、熊本地区独自の各種サービスに対応しやすいことから、地域独自のカードを導入した。
    • 2015年8月に熊本市交通局熊本市電(でんでんnimocaエリア)と相互利用を開始した。
  • 2016年3月に全国相互利用カードを熊本地域振興ICカードエリアで利用を開始(片方向利用)。全国相互利用カードのシステムを地域独自カードのシステムに対応させるのは全国初。
  • カード発行・管理は肥後銀行の子会社である肥銀カード株式会社、システム運用は肥銀コンピュータサービス、システム構築はNECとトリニティ(http://www.3inc.jp/)。
  • イメージキャラクターは熊本県の公式キャラクター「くまモン」。
    • ちなみに地方自治体のマスコットキャラクターをそのまま交通系ICカードの愛称やイメージキャラクターに採用したのは「めじろんnimoca」の方が早い。
  • 肥銀カードおよび日専連ファイナンスが発行するクレジットカードと紐付けしてのオートチャージに対応。
  • 2020年3月1日にデザイン変更(第2世代)。くまモンの主張が控えめになり、熊本県内の観光名所をあしらったデザインになった。
  • たまに記念デザインカードを発行している。その場合、大抵肥後銀行(肥銀カードの親会社)が絡んでいる事業である。
  • 2024年5月27日に共同経営推進室(九州産交バス、産交バス、熊本電鉄、熊本バス、熊本都市バス)が、2026年の4月から全国交通系ICカード相互利用サービスを廃止することを発表した。
    • 代わりにクレジットカードによるタッチ決済の導入を行う。機器更新や相互利用の手数料、全国交通系ICカード相互利用サービスの利用率を勘案した結果とのことである。
    • 追うように28日に熊本市電も同様に2026年の4月から全国交通系ICカードを廃止することを発表したが、その後国の補助金が更新費用にも適用される見込みとなると、突然当面の継続を発表した。
  • 物販端末で決済を行うと、端末から「く~まモン」と音声が流れる。


ウワサや所感

  • イメージキャラクターは熊本県の公式キャラクター「くまモン」。ちなみに地方自治体のマスコットキャラクターをそのまま交通系ICカードの愛称やイメージキャラクターに採用したのは「めじろんnimoca」の方が早い。
  • 2016年3月に全国相互利用カードを熊本地域振興ICカードエリアで利用を開始(片利用)。全国相互利用カードのシステムを地域独自カードのシステムに対応させるのは全国初であった。
  • 全国交通系ICカード相互利用サービスを廃止することについては、おそらく肥後銀行の方針転換と囲い込み政策のためである。


カードバリエーション