「Suica」の版間の差分
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* | *訪日外国人旅行者向け特別デザインカードとして、2007年3月〜2014年3月に「Suica & N’EX」、2011年2月1日に「Suica & Monorail」が販売された。 | ||
**それぞれ成⽥空港・空港第2ビル駅〜東京の電⾞特定区間の往復切符、東京モノレールの羽田空港国際線ターミナル駅~浜松町駅の往復切符とのセット販売だった。 | **それぞれ成⽥空港・空港第2ビル駅〜東京の電⾞特定区間の往復切符、東京モノレールの羽田空港国際線ターミナル駅~浜松町駅の往復切符とのセット販売だった。 | ||
**購入には日本国外のパスポート提示が必要だった。 | **購入には日本国外のパスポート提示が必要だった。 |
2025年4月21日 (月) 23:37時点における版
概要
名称
- Suica(すいか)
- 「Super urban intelligent card」に由来、「スイスイ行けるICカード」の意味合いも持たせ、親しみやすくするため果実のスイカとの語呂合わせ。
- 前身である磁気プリペイドカード「イオカード」および初期の名称「Suicaイオカード」は、改札機に直接投入して入(in)出(out)場できるカードという意味から。
- 登録商標(東日本旅客鉄道株式会社)
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Suica(第4世代)(表)
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Suica(第4世代)(裏)
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Suica(第3世代)(表)
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Suica(第3世代)(裏)
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Suicaイオカード(第2世代)(表)
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Suicaイオカード(第2世代)(裏)
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Suicaイオカード(第1世代)(表)
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Suicaイオカード(第1世代)(裏)
- モノレールSuica(ものれーるすいか)
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モノレールSuica(第5世代)(表)
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モノレールSuica(第5世代)(裏)
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モノレールSuica(第4世代)(表)
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モノレールSuica(第4世代)(裏)
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モノレールSuica(第3世代)(表)
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モノレールSuica(第3世代)(裏)
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モノレールSuica(第2世代)(表)
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モノレールSuica(第2世代)(裏)
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モノレールSuica(第1世代)(表)
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モノレールSuica(第1世代)(裏)
- りんかいSuica(りんかいすいか)
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りんかいSuica(第5世代・修正後)(表)
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りんかいSuica(第5世代・修正後)(裏)
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りんかいSuica(第5世代・修正前)(表)
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りんかいSuica(第5世代・修正前)(裏)
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りんかいSuica(第4世代)(表)
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りんかいSuica(第4世代)(裏)
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りんかいSuica(第3世代)(表)
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りんかいSuica(第3世代)(裏)
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りんかいSuica(第2世代)(表)
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りんかいSuica(第2世代)(裏)
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りんかいSuica(第1世代)(表)
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りんかいSuica(第1世代)(裏)
- TPカード(てぃーぴーかーど)
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TPカード(オリンピック)(表)
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TPカード(オリンピック)(裏)
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TPカード(パラリンピック)(表)
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TPカード(パラリンピック)(裏)
発行事業者
- Suica
- 東日本旅客鉄道株式会社
- モノレールSuica
- 東京モノレール株式会社
- りんかいSuica
- 東京臨海高速鉄道株式会社
- TPカード
- 管理事業者不詳(おそらく日本オリンピック委員会)
- 配付事業者
- 管理事業者不詳(おそらく日本オリンピック委員会)
沿革
- 2001年11月18日「Suicaイオカード」として供用開始
- 2002年4月21日モノレールSuica販売開始
- 2002年12月1日りんかいSuica販売開始
- 2007年3月17日「Suica」へ名称変更
利用可能エリア
- 東日本旅客鉄道(首都圏エリア,仙台エリア,新潟エリア,青森エリア,盛岡エリア,秋田エリア,北海道エリア)
- 東京モノレール
- 東京臨海高速鉄道(りんかい線)
- 埼玉新都市交通
- 伊豆急行
- 富士急行富士急行線(2015年春導入予定)
- 仙台空港鉄道(icscaエリア)
- ジェイアールバス関東
- 全国交通系ICカード相互利用サービスエリア(Kitaca, Suica, PASMO, TOICA, manaca, ICOCA, PiTaPa(ストアードフェア機能のみ), nimoca, SUGOCA, はやかけんエリア、りゅーと, LuLuCa, SAPICAエリア(片方向利用), odeca(旧)エリア)
利用可能機能・付加機能カード種類
- 電子マネー
- クレジットカード機能
- 学生証・社員証
- キャッシュカード
- SuiPo(Suicaとポスター、携帯電話の3つを組み合わせた広告システム)
- 新幹線特急券チケットレスサービス
- キーレスロッカー
- 入・退館システム
- 地域ポイントカード
- ジェフ千葉シーズンチケット
- インターネットサービス
- アーケードゲーム用の個人データ保存
- 交通系ICカード分析情報提供サービス
規格
- FeliCa/サイバネ規格準拠
カード番号記号
- JE(JR Eastから)
情報
- 3社ともデザインと発行事業者が異なるのみで、カードシステムは同一である。
- 2007年3月17日以前に発売したカード(右側の切り欠きが2箇所のもの)は、券面のリライト機能がないため、My Suica(定期券機能などの記名式カード)として利用できない。
- Suicaの仕様やデザイン変更が行われている。
- 第1世代(2001年)はSuicaイオカードとして供用開始された。
- 第2世代(2004年)では電子マネー機能が付加され、ペンギンが描かれた。
- 第3世代(2007年)は券面リライト機能対応による記名式カード対応、定期券機能、イオカード表記の削除が変更された。
- 第4世代(2008年)はFelicaポケット対応、デザイン・キャラクターの変更等が変更された。
- 2007年3月17日以前に発売したカード(右側の切り欠きが2箇所のもの)は、券面のリライト機能がないため、My Suica(定期券機能などの記名式カード)として利用できない。
- イメージキャラクターは、イラストレーターのさかざきちはるによる「ペンギン」。
- 名称は「Suicaのペンギン」である。
- 第2~3世代は左向きであったが、第4世代に突然正面を向くようになった。
- 東京モノレール株式会社が販売する「モノレールSuica」のデザインは第4世代まで確認されている。
- 第1世代~第3世代はSuicaと同様の台形がオレンジ色で表記されたもので、キャラクターは描画されていなかった。
- 第1世代はイオカードSuicaと同等のカードで、表面の「モノレール」文字が紺色、切り欠きが2つ、定期券の搭載ができない券面リライト非対応カードだった。
- 第1世代はSuica第1世代と同じとみられる。
- 第2世代は表面右下に社名が入った。
- 第3世代はイオカードの名称が外れたSuicaと同等のカードであった。
- 第4世代は券面リライト対応カードであった。
- 第5世代(2009年頃)から突然モノレールを模したキャラクターのデザインに変更された。
- 券面のキャラクターの名称は不明で、公式キャラクターでもない。
- 公式キャラクターは2004年~2008年までは猫耳少女キャラクターの「MONOKO」(デザインは当時の浜松町駅員)、以降は青い鳥の男の子「モノルン」(デザイナーはドワーフのTakuma Aomatsu)である。
- 東京臨海高速鉄道が販売する「りんかいSuica」のデザインは第4世代まで確認されている。
- 第1世代~第3世代はイルカを模したキャラクター「りんかる」(デザインと名称ともに公募)が描画されていなかった。
- 基本的にはモノレールSuicaと同じ世代となっている。
- 第5世代では当初りんかるの帽子が塗り無しだったが、途中から黒色塗りに改訂された。
- 訪日外国人旅行者向け特別デザインカードとして、2007年3月〜2014年3月に「Suica & N’EX」、2011年2月1日に「Suica & Monorail」が販売された。
- それぞれ成⽥空港・空港第2ビル駅〜東京の電⾞特定区間の往復切符、東京モノレールの羽田空港国際線ターミナル駅~浜松町駅の往復切符とのセット販売だった。
- 購入には日本国外のパスポート提示が必要だった。
- これらがWelcome Suicaの前身と思われる。
- Suica & N’EXは、余ったのか一般再販されている。(情報提供:@kepper_card)
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Suica(Suica & Monorail)(表)
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Suica(Suica & Monorail)(裏)
- 2019年9月1日から、訪日外国人旅行者向けSuica「Welcome Suica」が販売された。
- 有効期限が発券から28日となっており、有効期限後は残高を含めて無効となる。
- 裏面には記号・番号の他に、Welcom Suica独自の番号(OPEN SERVICE CODEやGOOD THRU)が表示されているほか、通常のSuicaとは運用が異なる。
- 「短期用」(有効期限は発券から28日間)、「長期用」(有効期限は発券から6ヶ月間)「Suica企画乗車券付き」(初回利用または利用開始日の設定から28日間)の3種類がある。
- なお、カード自体の有効期限も設定されており、裏面のGOOD THRUに製造から5年後が表記されている。
- 通常購入できるのは短期用であり、その他は旅行代理店(JR東日本びゅうツーリズム&セールス)の取り扱いである。
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訪日外国人旅行者向けSuica「Welcome Suica」(表)
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訪日外国人旅行者向けSuica「Welcome Suica」(裏)
- Suicaロゴ右下のドットは、Felicaポケットのポケット数(ドット1つにつき4ポケット)を表している。
- Felicaポケット機能は、会員証やポイントカード機能として利用できる。
- JR東日本は、2014年4月1日から日本で初めて1円単位の運賃を導入した。
- Suicaで利用した場合のみ適用され、現金等その他の料金は10円単位に切り上げられる。これにより、初乗り運賃が133円(現金の場合は140円)となった。
- 同時にSuicaの販売価格を2,000円から1,000円に、チャージ最低額を1,000円から500円に変更した。
- なお、PASMO系の券売機では事業者によるが10円単位のチャージができる場合がある。
- 東京オリンピック開催期間中に大会関係者専用の「TPカード」が発行された。
- 2021年7月9日~8月11日利用可能(当初の利用期間は2020年7月10日~8月12日)であった。
- 大会開催期間が1年延期されたが、券面の利用期間が当初開催期間になったまま運用された。
- 大会期間中にSuica利用エリアで乗り放題(おそらくJOCへ請求)であったとのことである。
- 東京パラリンピック開催期間中には別の利用期間(同年8月9日~9月8日)を設定したカードが運用されていた。
- キャラクターは大会公式キャラクターのミライトワ、パラリンピック用はソメイティがデザインされている。
- カードシステムはSuicaである。ただし、チャージは可能だがしないようアナウンスされていた。
- 利用期間終了後はカード全ての機能が無効となった。
ウワサや所感
- 2023年頃から伊豆急のウェブサイトで右上のSuicaロゴが、点2つからプラスマークに変更されているものが掲出されている。地域連携ICカードと併せて仕様変更されたのではないかと思われたが、真偽は不明である。
- おそらくモバイルSuicaの画像を流用したのではないかと思われる。
- 伊豆急でのSuicaの販売は、2021年10月25日に終了した。
- クレジットカードからモバイルSuicaにチャージする際に一定期間に利用できる利用上限額制限のエラーが発生する場合がある。
- 不正利用対策とされているが、基準が公開されておらず、普段の利用ペースを上回る支払いを行う場合は注意が必要である。特に改札内で残額不足になると現金で支払うしかなくなるため、十分なチャージを普段から心がけるか、現金も持ち歩くことが必要である。
- なぜ大会関係者用TPカードが巷に流れているのか不明である。不明である。(重要なことなので2回言いました。)
カードバリエーション
- りんかいSuica(スポーツ祭東京2013):第68回国体開催を期に、大会関係者用に配布された。キャラクターは都民の鳥「ゆりかもめ」をモチーフにしたスポーツ祭東京2013のマスコットキャラクター「ゆりーと」である。
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りんかいSuica(スポーツ祭東京2013)(表)
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りんかいSuica(スポーツ祭東京2013)(裏)