旭中央地区四季めぐり号乗車カード回数券
概要
名称
- 旭中央地区四季めぐり号乗車カード回数券(あさひちゅうおうちくしきめぐりごうじょうしゃかーどかいすうけん)
- 横浜市旭区の中心部にある四季美台を運行するコミュニティバス「四季めぐり号」から。
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旭中央地区四季めぐり号乗車カード回数券(表)
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旭中央地区四季めぐり号乗車カード回数券(裏)
発行事業者
- 旭中央地区「四季めぐり号」検討委員会
- 実施主体
- 横浜市都市整備局都市交通課
- ヒノデ第一交通株式会社保土ヶ谷営業所
- 運行事業者
沿革
- 2025年1月10日供用開始(実証実験)
2025年3月31日運用終了当面の間延長決定
利用可能エリア
- 旭中央地区四季めぐり号
利用可能機能・付加機能カード種類
- (なし)
規格
- NTAG215(NFC Type.A)
カード番号記号
- (なし)
- 表面に固有の番号としてCARD IDが印刷されている。
情報
- 回数券扱いである。
- 3,000円で購入するとプレミアを含めた11回乗車できる。
- 従来から販売されていた紙の回数券と同様に車内で販売されている。
- 車内にカードリーダーは設置されておらず、運転手の持つ端末で乗車時と降車時に読み取りを行う。
- 端末には残り回数が表示される。
- ICカードを用いた実証実験により、乗降記録を取得し、運行の効率化を図るとのことである。
- コミュニティバスは、横浜市旭区四季美台を、午前中は左回り、午後は右回りで運行する。
- 二俣川駅を起点として、平日の午前8時から午後6時まで、30分間隔で運行されているが、13時台は運休時間帯である。
- バス停は二俣川駅階下にあるバス乗り場ではなく、表通りにバス停が建てられている。
- 四季美台には非常に狭隘な道路があり、車のすれ違いどころかワゴン車ですら通ることがギリギリの区間がある。
- そのため、時刻表には域住民へ譲り合い協力について依頼する表記がある。
- ワゴン車を用いた運行であり、車内に降車ボタンは設置されていない。乗車時に降りるバス停を伝える
- コミュニティバスは2012年4月2日から旭中央地区コミュニティバス等検討委員会と二重交通株式会社で試験運行を開始した。
- 2013年4月1日から「コミュニティバス四季めぐり号運行委員会」が設立され、本格運行へ移行した。
- 運行事業者が営業所を移転することから、2018年10月15日に運行が廃止された。
- 2019年6月3日から現在の運行事業者にて実証運行が開始され、2020年7月22日から本格運行に至る。
- ICカードの実証実験は、横浜市による公民連携の仕組みである「共創フロント」を通じて、民間企業が実証実験を提案した。
- 運行事業者のヒノデ第一交通によると、2025年3月現在で170枚程度が販売されたという。
- 実験の状況を受けて、3月中旬に運用延長が決定され、当面の間で継続することとなった。
- ICカードの利用回数を使い切ってもチャージはできない。
- 運転手によってカードは回収され、営業所でデータ書き換えののちに再利用される。
- 機器は実証実験用として、横浜市からヒノデ第一交通へ提供されているとのことである。
- 表面の案内文に誤植があった
- 右下の案内文が「四季めぐり号専用専用のため」となっている。
- 追加発行されたものから修正されているようである。
ウワサや所感
- ICカードを用いた乗降記録を取得しているが、運転手が手元の台帳でも乗降人数を記録しているようである。
- カード内部のデータのURIの項目には、藤枝MYFCのリストバンド「バディバンド」のポイントシステムのURLが見えるが、関係性は不明である。
カードバリエーション
- 誤植訂正前
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誤植訂正前(表)
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誤植訂正前(裏)