S.M.A.P.カード
概要
名称
- S.M.A.P.カード(すまっぷかーど)
- 「Sapporo Multi Access Port」の略称
-
S.M.A.P.カード(表)
-
S.M.A.P.カード(裏)
発行事業者
- 通信・放送機構(現・情報通信研究機構)
- 運用は札幌総合情報センター株式会社(略称:SNET)
- 2004年3月~S.M.A.P.カード実験協議会(札幌市、SNETや機器メーカーからなる)
沿革
- 1999年11月運用開始(モニター制度)
- 2005年3月15日運用終了(モニター終了)
利用可能エリア
- 札幌市営地下鉄
利用可能機能・付加機能カード種類
- 定期券機能
- 電子マネー機能
規格
- FeliCa
カード番号記号
- (不明)
情報
- 1999年11月から札幌市営地下鉄東西線でモニターが募集され、200人でスタートした。カードにはあらかじめ1,000円分がチャージされていたとのこと。
- 2001年にモニター数を1,000人に増やし、対象路線を札幌市営地下鉄全線に拡大した。この時点でのモニター用カード発行数は7,449枚(2,449枚は電子マネーとクレジットに特化したカード)であった。
- 2001年にチャージ用携帯情報端末とS.M.A.P.カードPLUSを、モニター約300名に配布し、2002年1月31日まで「モバイルe-コマース」の社会実験を実施。
- 2002年にマスターカードのMondexを利用した電子マネーの社会実験を、2003年には地下鉄料金を自動的に一番安い料金体系で後払いできるポストペイ(事後精算)の実証実験を行っていた。
- 携帯電話のiモードアプリ経由でチャージする実証実験を、少数のモニターにより行っていた。当時の携帯電話にはおサイフケータイはまだ搭載されておらず、携帯電話の充電アダプタのような形状のICカードリーダ・ライタに携帯電話とS.M.A.P.カードを装着し、携帯電話とICカードリーダライタ間は赤外線で通信する方法を取っていた。
- S.M.A.P.カード実験終了後にカードの回収は行われず、残高は後日郵便為替で返金されたとのこと。入金機や自動販売機のリーダーは直ちに撤去された。
- カード残高がマイナスにできる。出場時に残高不足でも出場でき、次回チャージ時にその分がマイナスされる。そのままマイナスのままにしていたらどのような対応がされるかは不明である。
- EdyやiDなどが台頭してきたため、実証実験を当初計画より早く終了した。その後、2008年からSAPICAが導入されることになる。
ウワサや所感
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カードバリエーション
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