大ナゴヤ鉄ネタ「交通系ICカードコンサルタントはじめました」

2025年8月31日、名古屋臨海鉄道株式会社の東港駅研修ホールにて、大ナゴヤ鉄プレゼンバトル6が開催され、物販参加とともにまたもや不穏な発表をしてきました

さすがに昨年ネタを出し尽くしたので出涸らしネタですが、全力で発表させていただきましたので、

ここに供養。



すながわひろゆきです、ご無沙汰しております。

福岡から来ましたが、もとは東岡崎育ち、名鉄に育てられました

いちおう昨年も聞きましたが、みなさん鉄道好きですから交通系ICカードの10枚や20枚ぐらい持ってますよね!?

普段は全国の交通系ICカードをまとめる活動をしています。

昨年の発表を見てあったらお気づきかと思いますが、ICカードで日本地図を描くのあきらめました。多すぎるんだもん。

昨年の発表ですが

各社事業者さんに無茶苦茶言ってみたり、

皆さんにお願いごとをしてみたり。

だいぶヒドい5分間だったわけですが、

この知識って事業者さんの何かお役に立てるのでは?

ということで、今年は

交通系ICカードコンサルタントはじめました

というお題です。

さて、まずはいろんな事例を勉強しないとですね。

熊のいない熊本県の事例

Suica等を追い出したことは記憶に新しいところ。

理由は大人の事情です、お察しください。

しかし、

その後、熊本市長が補助金を取ってしまい、

市電ではまだSuicaなどが使えます

JR九州ではそもそもくまモンのICカードが使えないし。

ということで、状況判断が大切ですね、というお話。

似たような事例で広島。

こちらもSuica等を追い出したのですが、

使い方が良く解らないやっぱりICOCA入れると言い出す、MOBIRYDAYS派ICOCA派事業者分裂

周知徹底はしっかりしましょうね、というお話。

続いてナゴヤ圏、岐阜バスの事例。

ayucamanaca統合されます。

色々と便利になりそうで期待できそうです。

親会社の力を使うことも大切ですね、というお話。

次はJR東海。

モバイルTOICAを作りたかったJR東海ですが、面倒だなぁと思ったのか。

ICOCAのシステムを使うことにしました。

斜め上の発想解決

合理化は大切ですね、という話。

さて、いろんな事例を見ていたら、、、

なんだか私もコンサルできる気がしてきました!

はいそこー、「嫌な予感しかしない」とか言わないでくださいねー。

まずは三重交通さんへご提案。

昨年いろいろ言ったのでお気を悪くされたかもしれないのでご提案します!

モバイルICOCA入れましょう!

せっかく親会社がICOCAを導入してる近鉄さんなのだから、

一気にモバイルemicaまで、2階級特進みたいでカッコいいじゃないですか。

どうですかね?

続いて北陸鉄道さん。

昨年目視のICカードとか言っちゃったので、ご提案します!

長良川鉄道経由新岐阜直結してmanaca入れましょう!

昔は長良川鉄道を新岐阜直通にする構想があったらしいじゃないですか。

新幹線もびっくり、北陸から新岐阜ルートの出来上がり。

親(名鉄)の金を使えばいけるんじゃね?

ちなみにルートも考えてあげましたよ!

新岐阜から、美濃町線を復活、長良川鉄道を通って・・・

あとは何とか頑張って掘ってくれ

令和の北アルプス号の復活ですよ!

うーん、イマイチの発想である。

何処かにいいアイデアをお求めの事業者さんはいないか・・・。

おや、会場にいらっしゃるじゃないですか。

名古屋臨海鉄道さんへご提案させてください!

消費者向けビジネスで「貨物でお引越しサービス」!

ご自宅まで12フィートコンテナお出迎えお届け

某日●さんより少しお安く、20万から30万円ぐらいで何とかできませんかね!?

それでお支払いは交通系ICカード!

あ、でもICカードは1枚に2万円までしかチャージできません・・・

でも大丈夫!わたし、最初に言いましたよね、10枚や20枚持ってるって!

お支払いは10ICカード円から15ICカード円で!

これでお支払いも問題なし

どうでしょう!?このサービス使いたいと思いませんか!?

と騒いでも事業者さんを困らせることになるだけです、きっと。

鉄オタがコンサルしてはいけないという結論になりました。

ということで、

ナゴヤの交通系ICカードはまだまだ秘めた力を持ってます!

期待してますよ!ナゴヤのチカラを!

謝辞

主催である小倉沙耶さま @kokurasaya タックイン三根さま @mintakao 、会場提供したのに同人誌作家にイジり倒された 名古屋臨海鉄道株式会社さま、会場であっけに取られていた観客の皆様、お付き合いいただき感謝申し上げます。

大ナゴヤ鉄ネタ「ナゴヤ系交通系ICカードがスゴい」

2024年9月1日台風が迫りくる中、大ナゴヤ鉄プレゼンバトル5が開催されました。

主催は鉄道アーティストの小倉沙耶さん。タックインの三根孝彦さんも一緒にテンポの良い進行で、15名のプレゼンテーターがナゴヤの鉄道に関する思いのたけを語るイベントでした。

そんなイベントにポッと出のすながわが投下してきたネタを、ここに供養します。

なお、一部交通事業者様をけなしている表現に見える部分はあるかと思われますが、どの事業者様も交通系ICカードのネタを提供していただける企業様であり、非常に親しみを持っておりますので、温かい目で見ていただければ幸甚に存じます(土下座)

 


 

 

タイトル「ナゴヤ系 交通系ICカードがスゴい」

こんにちは、ナゴヤ!

すながわひろゆきといいます、Studio JamPackという同人サークルやってます。

福岡県からの殴り込みですが、もともと東岡崎育ちで、名鉄に育てられてきました。

こんにちは、ナゴヤ! すながわひろゆきといいます。

交通系ICカードの情報収集を行っております。

みなさん、鉄道好きですから、交通系ICカードの10種類や20種類ぐらい持ってますよね!?

交通系ICカードの情報収集を行っております。

ときおり交通系ICカードで日本地図を描いて、地理感を破綻させています。

ときおり交通系ICカードで日本地図を描いて、地理感を破綻させています。

そんな交通系ICカードですが、調べると交通事業者の現状や思惑が見えてくる

そして、意外とナゴヤが凄い意外と面白いということが見えてきました。

調べると意外とナゴヤが凄くて意外と面白いということが見えてきました。

ということで、

東海地方の交通系ICカードをあらためてまとめてみた!

というのが今回のお題。

ということで、東海地方の交通系ICカードをあらためてまとめてみた!

ではまず、ナゴヤを代表するこのカード、

名鉄と名市交のmanaca

意外とスゴいんです。

ナゴヤを代表するこのカード、名鉄と名市交のmanaca

まず、名前がスゴい

まず、名前がスゴい。

何がスゴいって、もう、名前が日本ど真ん中感を表してる

日本全域を由来とするカード名称は、実は、ない

ちなみに名市交manacaの正式表記はカタカナスゴい行政感

名前が日本ど真ん中感を表してる。日本全域を由来とするかーど名称は実は、ない。

次にスゴいところは、トランパスがまだ生きてるところ。

次にスゴいところは、トランパスがまだ生きてるところ。

manacaの前身である磁気プリペイドカードシステム「トランパス」。

カード裏面の右下にあるカード記号TP、これ、トランパス

次にスゴいところ、キャラクターの名前が無い

例えばJR東日本のあのペンギン様だと「Suicaのペンギン」と公式名称がありますが。

名市交のウェブサイトにQ&Aがあり、

マナカのキャラクターに名前はありますか。ありません。

もうなんか全国交通系ICカード相互利用サービスなのに潔すぎる。

そして、デザイン変更こだわりすぎてスゴい。

表面の右下に名鉄版と名市交版のワンポイントが入ってますが、

これは2020年頃に付加された経緯があります。こまかすぎやろ

当初は裏面の発行者表記だけ異なるという見分けにくさ。

ちなみに運用開始直後のレアカードとして、名市交版は住所表記のあるレア版がありますので、持ってる人は大切にしてください。

次に紹介するカードは、

JR東海のTOICA。

まず最初のスゴいところは、キャラクターの名前が無い

あれ?さっきも見た?

おなじみのひよこですが、公式設定は「ひよこである」「兄弟である」の2点のみ

いちおう公式の説明に「TOICAのひよこ」という表記はありますが。

次にスゴいところは、やっぱりど真ん中感。

カード記号がJC、これの由来は・・・

JR東海(東海旅客鉄道)という会社名ですが、

英語表記にするとJR Central、ここからとってます。

「日本中央旅客鉄道」って「東海」どこ行ったん

そしてスゴイところもうひとつ、ポイント機能が無い

ポイント機能が無くても使ってもらえる余裕っぷり、スゴい

でも、最近はポイントアプリ始めました。カード一体じゃないけど。

次に紹介したいのは、

三重交通のemica。

スゴいところは、特になし

無いんですけど、バカにしてるわけじゃないよ!次のスライドを読んで!

実は三重交通は近鉄グループなのですが、

近鉄と言えばKiPS ICOCAというものを発行しておりました。

しかし、KiPS ICOCAではなく、独自カード。これはある意味スゴい。

そして、2006年頃にEdyが利用可能でした。

バスへ導入されたのは当時全国初のはず。それもスゴい。

そして岐阜バスのayuca。

ここも名鉄グループになびかず、独自カード作ったのはスゴい。

名鉄より5年も早く、補助金使って作ってます。スゴいなぁ。

他に、地元店舗と提携したり、manacaも利用可能にしたり、結構いろいろ頑張ってます。

しかし、2025年度末をもって廃止し、manacaへ合流。

さよならayuca

もう一つ紹介、北陸鉄道のICa。

実は石川県にも名鉄グループ

そしてここも独自カード

manacaよりもayucaよりも早く導入したのは良いけど、

非接触式ICカード(目視)・・・

名鉄はもっと出資してあげて!!!

というところで時間いっぱい。

まとめです。

どうでしょう?現状や思惑が見えてきましたか

各地の事業者さんはかなり迷走してますが、

それもこれもお金がない!から!頑張った結果なの!

だからみなさん、

交通系ICカード全国統一しろとか言わないで!会社潰れちゃう!

そんななか、ナゴヤ系交通系ICカード頑張ってるなあ。

がんばれナゴヤ!

以上。またいつかどこかでお会いしましょう。

 


 

うわあ!

受賞してもた。

みなさん、主催さま、ありがとうございました!

他の方のプレゼンも分野が多岐にわたり、つい引き込まれるネタばかり。

基本的にネタは外部に公開されないイベントです。まあ、そういうネタも含まれています。

ぜひ名古屋以外の人でも楽しめるイベントなので、聞くだけでも参加してみては。

楽しかったです。また行きたいなぁ(*´▽`*)


このページに乗ってる交通系ICカードのネタは、交通系ICカードpediaに載ってますので、よければそちらもどうぞー。交通系ICカードpedia

Square決済売り子用メモ

Square決済を利用してイベントに出てて、売り子さんにお留守番を頼むとき用。とりあえず。

あくまでもStudio JamPack運用なので、カスタマイズしたければMicrosoft Publisherで編集してください。

あとSquareは、Square株式会社の商標ですよ、と。