概要
- SONYがいつのまにかアクションカムの販売を終了していた。
- 動画撮影がハンディカムしかないじゃん!
- そう思った矢先に動画も撮れるミラーレス一眼カメラ「VLOGCAM」なるものを発表
- 飛びついた結果をまとめました
とりあえずの揃えた構成
- デジタル一眼カメラVLOGCAM ZV-E10/E10L
- ワイヤレスリモートコマンダー機能付シューティンググリップ GP-VPT2BT
- Bluetoothリモコンで、三脚にもなるシューティンググリップ。ボタン電池内蔵。
- ACアダプター AC-PW20
- シューキャップ FA-SHC1M
- ステレオマイクロホン ECM-XYST1M
- 賛否両論。本体マイクだと、撮影者側の音も拾うので、前方に指向性を向けるステレオマイクとして買ってみた。
- KenkoTokina 液晶プロテクター ソニー VLOGCAM ZV-1 用
- ZV-E10とZV-1の液晶はサイズが同じ。
- SDカード UHS-I U3 A2 V30 ぐらいのもの
- 128GBあれば3時間分ぐらいの動画はいける模様。
- HAKUBA ショルダーバッグ Chululu
- かわいくてコンパクト。バッグの蓋はマグネット。
- インナーケースみたいな使い方のできるカメラケースS Chululuも併せて買った。
- HDMIケーブル
- HDMI – MicroHDMIケーブル(すぐ側にライブ配信PCを設置する場合用)
- HDMI延長アダプタ, HDMI – HDMIケーブル 10m(ちょっと離れたところにライブ配信PCを設置する場合用)
- IODATA GV-HUVCシリーズ
- GV-HUVC/4K (4Kキャプチャ)
- GV-HUVC/S (FHD(1080p)キャプチャ)
- いずれもそこそこのCPUとグラボが必要とのこと。4K対応と謳いつつ、PCでキャプチャできるのはFHDまでとかよくあるので注意。
- OBS Studio
- ライブ配信ソフト
- 適当な三脚
動き
- 一眼コンデジ。ただし、ミラーレス。
- 操作間隔はSONYのコンデジCYBERSHOTを引き継いでいる感じ。
- 一眼レフを持って行くには荷物がかさばる、スマホだと心もとなかったり普段の他の写真が混ざるからイヤだという、隙間を埋めるにはちょうど良いサイズ。
- 動画を撮影すると致命的にバッテリーが保たない。1時間~2時間ほど。
- 脇にUSB-C端子があり、USB給電しながら撮影できる。しかし、充電が追いつくか不安。
- USB-C端子でデータ通信できる相手がつながった途端に撮影が中断して、マスストレージクラスを待ち受けるモードに入る。あらかじめ充電器やらケーブルをつないで、データ通信モードに入らないことを確認しておくべき。
- ACアダプターからバッテリーへダイレクトに給電するカプラーを公式に販売している。電源がある場所なら使うべき。店頭デモ用かと思った。
撮影
- 悪くない。
- イメージセンサーが大きいので、結構明るく写る。
- SONYのEマウントレンズ(SEL型番)で交換できるから、SONYの一眼レフを持ってたらレンズ資産を活用できる。不釣り合いだけど。
- マニュアルフォーカス時にピーキングができる。フォーカスが合っている部分がマーキングされる。
動画
- 4K30p, FHD30p, FHD60p, FHD120pあたりが主な撮影モード。
- 4K30pは、パンすると結構ブレる。いっそのこと手ブレ補正を切る方がキレイかもしれない。FHD60pでもややブレる。
- USB3.0でパソコンと接続するとUVC(ウェブカメラ)として動作すると書いてあるが、HD(720p)までしか出ない。
- 4Kでストリーミングがしたいなら、HDMI出力を4K対応キャプチャで拾うしかない。
- 本体がとても熱くなり、熱暴走防止機能(本体温度保護機能)で勝手に電源が落ちる。秋の西日を当てたぐらいで無理。夏場にエアコンの無いところで使うと即死する姿しか想像できない。
- 三脚を使うなら温度保護を「高」に設定して時間稼ぎができるが、気休めだと思われる。
- HDRできない。DRO(ダイナミックレンジオプティマイザー)という機能しか使えない。いちおうDROでそこそこ夜でも明るく撮影はできている。
- APS-C(フォーカス自動追尾)の反応が良すぎて、夜間や暗い場所の撮影でフォーカスが迷子になりやすい。定点撮影や暗い場所、全面展望などの撮影のときはマニュアルフォーカスにしておいた方が無難。ほかの機種でも同様のことと思いますが。
その他の機能
- スマホリンクソフトImaging Edge Mobileで、遠隔撮影や画像・映像取り込みができる。